充実した設備
苦痛を軽減する内視鏡検査
多数の患者様にご満足を頂き、当院では年間約5,000件の内視鏡検査を実施しております。内視鏡検査は消化器内視鏡学会の専門医のみが施行しております。
診断能力の優れた内視鏡検査を提供するだけではなく、当院では患者様の苦痛を軽減できるように「苦痛のない内視鏡検査」を目指しております。
このため、静脈麻酔を適切に使用し、患者様にご満足いただけるように努めています。
内視鏡施行後、お休みいただいてからご帰宅いただきますが、静脈麻酔を使用する場合はお車の運転には注意が必要ですので、送迎や公共機関をご利用ください。また、静脈麻酔を使用しない内視鏡も可能ですので、スタッフにご希望ください。
当院では土曜日も胃・大腸ともに内視鏡を行なっています。
ご勤務のご都合で土曜日の検査をご希望の患者様もスタッフにご希望ください。
胃カメラ、大腸カメラ検査
胃カメラ(経鼻・経口)
当院では経鼻(鼻から)・経口(くちから)での胃カメラはご自由に選択いただけます。
当院の胃カメラは午前・午後を問わず、 診療時間内は土曜日も常時検査しております。
当院では予約なしでも当日検査可能ですが、待ち時間を短くするため予約をお取りいただくとスムーズです。
当院では夕方診療でも内視鏡が可能ですので、いつでもご来院ください。
待ち時間を短縮し、スムーズな診療をご希望される患者様には事前にWEBで胃カメラのご予約をお取りください。
※内視鏡検査の実施は医師の判断と決定によるものです。ご了承ください。
WEBでご予約をいただきますと医師の事前診察がございます。
医師の判断により、検査を行うか判断しますので、食事を止めてご来院ください。
内服薬の中止など、詳しくは当院スタッフにお問い合わせください。
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
近年、日本人の大腸ガンは急増しております。
大腸内視鏡は大腸ガンの発見には欠かせない検査となっております。
当院では紹介内視鏡の専門医が軸保持短縮法による「無痛大腸内視鏡検査」を目指しております。
「大腸カメラがこんなに楽だとは知らなかった!」という喜びの声をいただくことを私たちの使命としています。
当院では高い技術を必要とする軸保持短縮法で大腸カメラを挿入することによって「肉体的苦痛」を軽減します。さらに、静脈麻酔を使用し「検査を受ける」という「精神的苦痛」をも改善します。
当院の「無痛大腸内視鏡検査」とは肉体的・精神的苦痛を軽減した大腸カメラを意味します。
誠に申し訳ございませんが、
県内外より大変ご好評をいただいておりますので、大腸内視鏡検査は全例予約制です。
外来受診時にご相談・ご予約ください。
また従来の大腸内視鏡検査で、下剤に苦労された患者様には液体でない錠剤を用いた下剤前処置、コップ1杯での下剤を用いた下剤前処置もございます。是非外来でご相談ください。
なお、より負担の少ない検査として当院では大腸CTによる大腸検査も可能です。
大腸CTによる検査は大腸カメラと同等の癌・ポリープ検出率を誇る大変負担の少ない検査です。
内視鏡検査の費用
他検査(便潜血陽性、画像検査、腫瘍マーカー上昇など)の結果、大腸がんが疑われる場合に保険診療で行うことができます。腹痛等の症状のみでは、保険診療として検査をお受けできませんのでご注意ください。
胃内視鏡検査
観察のみ
観察・ピロリ菌検査
観察・病理組織検査
観察・ピロリ菌検査・病理組織検査
大腸内視鏡検査
観察のみ
観察・病理組織検査
日帰り大腸ポリープ切除
※使用する前処理や薬剤の種類、病理組織検査の数によって費用が前後します。
※内視鏡検査以外の、診察代、処方箋代などは含まれておりません。
※当院での治療・検査日は、厚生労働省告示による診療報酬点数表に基づいております。
※病理組織の検査は組織を一部採取して、炎症の程度やがん細胞が含まれていないなどを調べます。
※大腸ポリープを切除した際は病理組織検査を行い、がん細胞が含まれていないかどうかや、ポリープが完全に取りきれてないかなどを調べます。
大腸CT検査
CT装置
大腸CT検査は造影剤入りの下剤を飲んで大腸を炭酸ガスで膨らませた状態でCTを撮影し、画像をコンピューター処理することで、大腸内視鏡と同じような3D画像を得ることができます。
治療が必要な癌や大腸ポリープなどの発見は内視鏡検査と同等の精度と報告されています。
保険適応について
他検査(便潜血陽性、画像検査、腫瘍マーカー上昇など)の結果、大腸がんが疑われる場合に保険診療で行うことができます。腹痛等の症状のみでは、保険診療として検査をお受けできませんのでご注意ください。
健診として大腸CTを行う場合は特に制約はございませんが、ヨード造影剤アレルギー、腸閉塞・憩室炎などの腹部症状が6週間以内にあった患者様はご注意ください。
- ・検査中の痛みがほとんどない
- ・事前に飲む下剤の量が少ない
- ・大腸内視鏡が困難な方でも検査ができる
- ・検査時間が短時間である
- ・検査後すぐに日常生活に戻れる
- ・6mm以上のポリープの発見は大腸内視鏡と同等
- ・ポリープをその場で切除できない
- ・CT撮影に伴う最低限の医療被曝がある
- ・妊娠の可能性のある方は検査できない
大腸CT検査をされる患者様へ
大腸CT検査のご予約と検査の1週間前までに事前診察のご予約をお取りになってご来院ください。
≪ご紹介をいただく医師の先生方へ≫
いつもご紹介ありがとうございます。
先生の大切な患者さまを当院で丁寧に検査をさせていただきます。当院では検査あるいは結果説明までを担当させていただき、検査後は今まで通り外来フォローアップをお願い申し上げます。
こちらをコピーし必要事項をご記入いただきFAXにてお送りください。
当院より患者様にご連絡し、検査のご予約をお取りいたします。
FAX : 073-422-2288
乳がん検診
3D乳腺超音波 ABUS
ABUS(エイバス)は優しいカーブのついたフィルターメンブレン上で超音波プローブをスキャンしながらスライドさせていくことで乳腺の3D画像を得る検査です。
↑GEヘルスケア提供資料より
適応について
当院では超音波検査として、乳がんに対する検査が必要と判断された患者様に追加費用を頂戴せずに乳腺超音波検査として実施しております。(一般的には3万円程度の自費検査とされることが多いです)
検査の注意点
乳腺術後、痩せ型、ペースメーカー挿入後の患者様など検査に適さない場合がございます。外来でご相談ください。
マンモグラフィとの比較
当院では女性スタッフが検査を担当させていただきます。ABUS単独では診断できない乳がんがあります(石灰化病変)ので、原則、マンモグラフィとの併用検査がおすすめです。
- ・検査の時間が短い(所要時間約15分)
- ・マンモグラフィと比べて検査時の痛みが少ない
- ・乳房を触れられることなく検査ができる
- ・体型や手術の影響で検査が難しいことがある
- ・押されるような痛みを感じる場合がある
マンモグラフィ
乳腺のエックス線撮影検査です。
現在、乳癌の検査に最も標準的に用いられている検査機器です。
超音波検査が腫瘤を形成する乳がんの発見が得意なのに対して、しこりを形成する乳癌だけではなく、しこりのしない石灰化を伴う乳癌にも有効です。
担当医師・撮影女性技師は乳がん検診精度管理中央機構の検診マンモグラフィー認定の資格を取得しています。
最新デジタル画像により、高画質診断が可能です。
最新式FPDを搭載しており、高画質の撮影画像をご提供。高画質診断により、早期乳がんの発見が可能です。
初めてでも安心して受診いただける工夫が多いマンモグラフィ装置です。
受診される女性が触れる部分には威圧感がない丸みをおびた形状(ラウンドフォルム)のデザインを採用しております。
更に高精度な圧力検出により圧迫速度が変化しますので、乳房に急激な圧力がかかる心配がありません。痛みの少ない検査を提供できます。
最新デジタル装置により、低線量で迅速な検査が受けることが可能です。
FPDであるため、トータルの検査時間が非常に早くなります。さらには線量も少ないため、安心して受診いただけます。
乳腺超音波診断装置
ゼリーを塗り乳腺に超音波のプローブ(探触子)を当てて検査します。検査には乳腺専用のプローブを用います。この検査では乳腺に発生するしこりの性質を診断することが可能です。甲状腺腫大の有無、甲状腺腫瘍の検査、頚部リンパ節の検査、乳腺やわきのリンパ節の検査などが可能です。
乳腺検査の費用
デジタルマンモグラフィ検査 (2方向)
乳腺超音波検査 (ABUS)
マンモグラフィ+乳腺超音波検査 (ABUS)
※乳腺検査以外の診察代、処方箋代、処置代などは含まれておりません。
※当院での治療・検査費は、厚生労働省告示による診療報酬点数表に基づいております。
がんリスク検査
がんのリスクを手軽に検査できる「だ液のがんリスク検査」です。
「サリバチェッカー」は、慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究成果をもとに開発した、がんの早期発見が期待できる新しい検査です。だ液中の代謝物を最新の測定装置を用いて測定、解析することで現在がんに罹患している可能性を調べることができます。
その他
X線検査
超音波診断装置
改良型胸水・腹水濾過濃縮再静注法(KM-CART)について
対象
癌や肝硬変に伴う多量の胸水・腹水が貯留して腹部膨満、呼吸苦などの諸症状がある患者様
CART(Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy)とは
腹水(胸水)濾過濃縮再静注法のことで、肝硬変やがんなどで貯まった腹水(又は胸水)をろ過濃縮し、アルブミンなどの有効タンパク成分を回収する治療法です。
従来の CART と KM-CART のちがい
従来のCART
副作用が強く効果に乏しい。細胞や粘膜成分の多いがん性腹水では、2リットル以上の腹水の処理が困難。
KM-CART
10リットル以上の腹水であってもほぼ全量の腹水を抜くことが可能。抜いた全ての腹水を濾過濃縮し、必要な成分のみ体内に戻すことが可能。入院・在宅どちらでも可能。